サニーハイとは・・・

○サニーハイの主成分は除菌力の強い「次亜塩素酸(HClO)」です。
○サニーハイは電気分解により次亜塩素酸を生成します。
○次亜塩素酸ナトリウム(次亜ソー/NaOCl)と比較して10倍以上の除菌力があります。
○サニーハイには、電解装置で残留塩素濃度20~50ppmの弱酸性電解水を生成する方法と、工場で生産した残留塩素濃度1500~2000ppmの弱酸性電解水を、利用現場で希釈して利用する方法の2つの利用方法があります。


サニーハイ開発の経緯

○サニーハイは、新日本製鉄(株)がお米の長期備蓄のため、
 果菜類を傷めてしまう次亜塩素酸ナトリウム(次亜ソー/NaOlC)
 の代替除菌剤として開発。
○新日本製鉄(株)は日本の電解水の基礎となる「強酸性電解水」、
 「弱酸性電解水」の生成装置を開発(特許)し、より使いやすい
 電解水として、高濃度次亜塩素酸(HClO)を使用現場で希釈
 して使う方法も開発。

サニーハイの性状

サニーハイ性状
次亜塩素酸(HClO)含有水
次亜塩素酸(HClO) :CAS No.7790-92-3
サニーハイ電解装置
pH 4.5 ~ 6.5 / 水質による
残留塩素濃度 :20 ~ 50 ppm (生成量により変化する)
高濃度サニーハイ  (工場で生産)
pH 4.0 ~ 4.5
残留塩素濃度 :1500 ~ 2000ppm

※ 希釈後pH :6.5 ~ 7.5 / 水質による

※ 希釈後塩素濃度 20 ~ 50 ppm/希釈倍率による


サニーハイの特徴

○サニーハイは有機物と反応して死活しますので、環境に悪影響を与えません。
  ※手洗い等の場合、有機物と反応して死活しますので、流水で使う事が肝心です。
○サニーハイは電解装置と、高濃度パックを希釈して使用する方法の2つから選択できます。
○サニーハイは弱酸性 ~ 中性 領域にありますので、手荒れがなく次亜塩素酸ナトリウムより安全に
 利用出来ます。
○高濃度パックは、次亜塩素酸ナトリウムと塩酸等の酸性物質とを混合して生成する方法に比較して
 1液性なので希釈利用しても安全です。






サニーハイの除菌効果

手洗いでの実例