★サニーハイ/Sany-highとは…
○サニーハイは、旧新日本製鐵(株)が主体となって開発した電解水で、食塩電解による
次亜塩素酸水(HClO)が主成分です。
○サニーハイは食品添加物に認可された、pH 5~6.5 残留塩素濃度 30 ~ 80ppm の
微酸性次亜塩素酸水を食塩電解により生成します。
○サニーハイは、食品添加物認可を受けた電解方法以外に、工場で残留塩素濃度1500~2000ppmの
高濃度次亜塩素酸水を生産し、利用現場で一定の濃度に希釈して利用する方法があります。
★サニーハイ開発の経緯
〇旧新日本製鐵(株)が お米の長期備蓄のため、果菜類を傷めてしまう次亜塩素酸ナトリウム
の代替として1980年代にジプコムと共に開発。
〇旧新日本製鐵(株)は、電解生成する次亜塩素酸水(HClO)が除菌力の主成分である事を見出し、
希薄食塩水電解による「強酸性電解装置」の開発と「弱酸性~微酸性電解装置」(PAT)
とをジプコムと共に開発。
〇1995年頃に東京都食品衛生協会の要請により、小規模厨房で蛇口を開けるだけで利用出来る
高濃度次亜塩素酸水を専用の希釈装置を利用して一定の濃度で希釈利用する方法をジプコムと
共同で開発(PAT)
★サニーハイの性状
○サニーハイ性状 次亜塩素酸(HClO)含有⽔
次亜塩素酸(HClO) :CAS No.7790-92-3
pH 4.5 〜 6.5 / ⽔質による
★サニーハイ電解装置
〇通常のサニーハイ電解装置 残留塩素濃度 : 30 〜 80 ppm (⽣成方法により変化する)
<生成方法フロー図と電解装置>
★高濃度サニーハイ電解装置
〇工場で高濃度次亜塩素酸水を生産
pH 4.0 〜 6.5
残留塩素濃度 :1500 〜 2000ppm
※希釈後pH :6.5 〜 7.5 / ⽔質による
※希釈後塩素濃度 30 ppm以上 自由設定 /希釈倍率による
★サニーハイの除菌効果
<強酸性電解水と弱酸性電解水の除菌力比較>
<旧新日本製鐵による有機物が存在する環境下での評価試験結果>
<旧新日本製鐵による 芽胞菌に対する除菌効果の確認試験(次亜ソーとの比較試験)>